近年の日本国内における帰化申請の動向は、直近5年を見ても概ね10,000件前後の推移で変わらないというのが現状です。
平成27年 申請数:12,442 許可合計:9,469 不許可:603
平成28年 申請数:11,477 許可合計:9,554 不許可:607
平成29年 申請数:11,063 許可合計:10,315 不許可:625
平成30年 申請数:9,942 許可合計:9,074 不許可:670
令和元年 申請数:10,455 許可合計:8,453 不許可:596
出典:法務省
http://www.moj.go.jp/content/001180510.pdf
また申請に対しての不許可も600件と変わらない推移が見て取れます。ただここで着目したいのは、必ずと言っていいほどこの600件前後の不許可が見て取れるということです。何か数字のマジックのようにも見て取れますが…。
申請件数もさほど変わらない、不許可件数も変わらないということは意図的に不許可の割合が決まっている?もちろん明らかに許可が下りない案件もあるのでしょうが、何なんでしょう?
下種の勘繰りかもしれませんが、確実に一定数の不許可が出てしまう以上「帰化申請」は最初が肝心だということが言えます。
この一定数の不許可件数に入ならいようにするには、相撲で言えば「土俵」に上がる前にどれだけ練習をこなし、相手の研究をし倒すかのシミュレーションを行っておくかに限ります。
実際の帰化申請で言うならば、帰化に精通した専門家を交え完璧な事前準備を整えることが第1段階になります。(もちろん帰化を申請できる条件をクリアしているかどうかの確認はしなくてはなりません)
下記ページにもポイントが掲載していますが、少々オーバーに言うと「準備9割り、申請1割」です。
帰化(申請)
https://zairyushikaku.com/kika-shinsei/
申請さえ通ってしまえば、よほどのことが無い限り時間はかかりますが許可が下ります。
今現在、帰化をお考えの諸外国の方は是非一度ご相談にいらしてください。